FIREを目指すには確かに不動産投資は有効ですが、やはり同時に長期の株式投資は必要です。資産は多方面にあるに越したことがありません。不動産で生活費以上を稼いで余った金で更に新たな不動産物件を購入する、しかし同時にNIESA口座をメインに証券口座を開いて株式投資を行いましょう。
王道のFIRE 4%ルールとは?
4%ルールには2種類あります。一つは切り崩す前の投資資産の4%を定額で毎月引き落とし使うやり方です。例えば引退時の運用額が3000万円としたら、その後毎年120万円を切り崩していくこととなります。そのやり方でも30年後も96%の割合で資産は無くならず逆に中央値で8倍の資産に膨れ上がるという結果となります。ただし、定額の場合、不況時資産が減少していても120万円切り崩してしまうので仮に不況が長引く場合資産の減少が加速してしまいます。
もう一つの4%ルールのやり方は、常にその時の保有資産の4%を切り崩すやり方です。資産が少なくなるとそれだけ切り崩す金額も小さくなり理論的には資産が0となることはありません。逆に資産が増えるにつれてより多くの金額を使うことができます。
どちらの方法でも安全に引退できます。好みで方法を決めることが出来ます。また不動産FIREと組み合わせることで更に資産は盤石となり安心して暮らすことが出来るでしょう。
利子配当所得は完全な不労所得
事業としての不動産と異なり、利子配当所得は完全な不労所得です。一般に事業には好景気・不景気が影響します。安定した賃貸不動産経営であっても景気の影響は少なからず収入に影響します。やはり株式資産を持つことでより安定したFIRE生活を実現することが可能となります。
生活費の何割かは利子配当所得でのカバーを目指す
FIREする為には年間生活費の25倍の投資が必要となります。例えば年間400万円の生活費が必要であれば必要な運用資産は1億円となります。ただし、これは4%ルールに基づいて生活費の全額を投資を切り崩すだけで生活するためのものです。しかし例えば生活費の7割は不動産収入を使い、3割のみ資産からの完全な不労所得で暮らすとしたらどうでしょうか。必要な運用額は3000万円で良いこととなります。仮に一時的に賃貸不動産に空き室が出ても余裕を持つことが可能です。
お勧めの証券口座は?
FIREを目指して安定した株式投資を行う場合、米国株を中心として外国株投資は欠かせません。日本株だけでなく米国株を中心に世界中の株を取引できる証券口座を選びましょう。
楽天証券
楽天証券は使いやすいサイトで初心者には一番のお勧めです。勿論米国株やその他世界中の株にも投資できます。また楽天銀行と組み合わせることで楽天ポイントも貰えるので楽天経済圏を楽しむことが可能です。
SBI証券
SBI証券も米国株及び世界中の株を取引きできる優れた証券会社です。また最近楽天経済圏の改悪が続いていますが、SBI証券は楽天を上回るG Pointがもらえるメリットを強調し脱楽天勢にアピールをしています。
SBIモバイル証券
SBIモバイル証券は日本の株を1株から少額で売買することが出来ます。50万円までであれば手数料200円で何回でも売買が可能です。また毎月200ポイントのTポイントが貰え、Tポイントを使って投資もできる為、少額投資にはお勧めです。100株となるとある程度まとまった金額となる為投資が進まない方、少しづつでも始めたい方にはお勧めです。SBIモバイル証券は日本株のみ投資が可能です。
FIREにお勧めの株式、投資信託、ETF
FIREを目指す為のお勧めの株・投資信託・ETFを紹介します。
投資信託
1.eMax slim S&P500 or SBI V S&P 500:投資信託(全米株式)
2.eMax slim 全世界株式:投資信託(全世界株式)
3.VTI:ETF(全米株式)
4.VT: ETF(全世界株式)
5. VYM or HDV : ETF (高配当株式)
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